佐藤武文 Official Blog - Takefumi Sato硬式ブログ

本日もフェデラーvsハースというシングルバックハンドプレイヤー同士の名勝負を解説させて頂きました。

序盤慎重に試合に入ったフェデラーのショットや動きに心配でしたが、セカンドセットに入り、1ブレークダウンの状況から薄氷を踏む様なスリリングな展開からブレークバック。

そこからハースのメンタルにも徐々に影響が出始め、フォア、バックハンドのスライスに若干のミスが出た所をフェデラーがしっかりとピンポイントで突き、セカンドセット奪取に成功。

ファイナルセットはフェデラーの相手にタイミングを取らせないフォアハンドの逆クロスが効き始め、今大会積極的に使っているネットプレーとも連動し、６３で前回対戦と同様に逆転勝ちを収めました。

ハースのフィジカルの素晴らしさも目立ちました。
３５歳でもトップに君臨し、厳しいツアーで勝ち続けている理由の一つがこのフィジカルだと思います。

しかし、とてもスペクタクルな試合でした。
一進一退の攻防、ベテランらしい試合運び。
そして片手バックハンドの最高のお手本の二人でしたからね。


明日はフェデラーvsナダルのいわゆる「クラシコ」！
とても楽しみですね！

http://www.gaora.co.jp/tennis/

明日も担当させて頂きます。

宜しくお願いします。



これは解説前に飲むエナジードリンク
今日はスタババージョンでした。